「無印良品」のソファカバーの不当表示
昨日(4/25)、消費者庁は、「無印良品」を運営する株式会社良品計画(東京都豊島区)に対し、同社が販売するソファカバーに係る表示について、不当表示(優良誤認表示)であるとして、措置命令を行っています。
→ 消費者庁公表資料(PDF)
これは、例えば、「綿ポリエステル変り織ハイバックリクライニングソファ・1シーター用カバー/ベージュ」との商品名及び「ハイバック1S用」との規格名のソファカバーについて、商品タグに「太さの違う糸を使ってざっくりと織り上げた生地に、撥水加工を施しました。」と表示するなど、あたかも、対象商品は撥水加工が施されているものであるかのように示す表示をしていたが、各商品は撥水加工がされていなかったというものです。
景品表示法に課徴金制度が導入された平成28年4月以前からの不当表示が今年1月まで続けられていて、全国の無印良品で販売された多種類のソファカバーですので、相当の売り上げがあったと思われます。後日出されると思われる課徴金納付命令の課徴金も高額になるかもしれませんね。
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