「RikaTan」4月号(ニセ科学特集)を読む
雑誌「RikaTan」(リカタン・理科の探検、発行SAMA企画)4月号を読んでいます。
4月号の特集が「ニセ科学を斬る!2017」ということで興味があり、また、ニセ科学関連の研究会などで私自身がお会いしたことのある先生方が何人も書いておられることもあって、昨日買ってきた次第です。
RikaTanでは、毎年のようにニセ科学特集を組まれているようですが、今回の特集も、以下の通り盛りだくさんです(特集以外の記事もかなり盛りだくさんなのですが)。
読み応えのある記事がたくさんですので、どれかを選んで紹介するというのも難しいのですが、冒頭の菊池聡先生の「超常現象と疑似科学の心理学」は、中高生への調査結果を基にした面白い報告になっていますし、発酵食品の好きな私は、小波先生の酵素に関する記事は大変興味深く読ませていただきました。
本号の特集のねらい 左巻 健男
超常現象と疑似科学の心理学 菊池 聡
『反オカルト論』の反響 高橋 昌一郎
放射能とニセ科学 菊池 誠
メディアを賑わす「地震予知」のニセ科学性 上川 瀬名
天然・自然vs. 人工・合成 桝本 輝樹
週刊誌の健康・医療記事はどこまで信用できるのか? 小内 亨
なぜ、このようながん治療法を信じてしまったのか 左巻 健男
酵素、発酵、酵母- ごっちゃになってません? 小波 秀雄
インチキ? それとも広告範囲? くられ
幽霊の科学性をあえて評定する 石川 幹人
EM は水質を浄化できるか 飯島 明子
「縦波の重力波」とは一体何か? 長島 雅裕
行政や教育現場に忍び寄るニセ科学 大石 雅寿
消費者問題としての「ニセ科学」 平林 有里子
マルチ商法とニセ科学の親和性について 猫 小次郎
住民と行政を惑わした「ホタルの光」 松﨑 いたる
科学/ 非科学/ 疑似科学 夏目 雄平
« 健康食品による目の症状改善についての不当表示に対する措置命令 | トップページ | GMOインターネット社に対する措置命令(有利誤認表示) »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「判例による不貞慰謝料請求の実務 最新判例編vol.2」(中里和伸弁護士著・LABO)(2023.07.07)
- 「ピークパフォーマンス」(野上麻理著)のご紹介(2022.02.27)
- 「判例による離婚原因の実務」中里和伸著(LABO)」(2022.01.08)
- 「消費者法ニュース」7月号・消費者法白書(2021.08.02)
- 「悲劇の世界遺産 ダークツーリズムから見た世界」(井出明著 文春新書)(2021.06.08)
« 健康食品による目の症状改善についての不当表示に対する措置命令 | トップページ | GMOインターネット社に対する措置命令(有利誤認表示) »
コメント