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2013年11月 3日 (日)

電問研シンポと堀江貴文「ゼロ - なにもない自分に小さなイチを足していく」

 前々回にご案内しましたように、10月31日の夜に大阪弁護士会館にて、電子商取引問題研究会シンポを開催し、堀江貴文にしむらひろゆきの両氏と壇俊光弁護士と共に壇上でしゃべらせていただきました。ニコニコ生放送でご覧頂いた方も多いと思います。
 実は、同じ電問研主催の10年くらい前のシンポジウムで、にしむらひろゆき氏とは、ご一緒したことがあり、それ以来でした。あのときは、他に、北海道大学の町村先生、NIFTYの丸橋さんが登壇のメンバーでしたね。登壇はしなかったものの、司会は壇俊光弁護士だったように記憶します。
   今回もひろゆきさんは、相変わらずひょうひょうとした感じでしたが、今回は堀江さんの話を完璧にフォローされて、また、途中、私の発言の場面でもうまく言葉をはさむなど、とても配慮のいきとどいた発言を臨機応変にしておられたのが印象的でした。記憶では、前回の機会には、あまりそういう感じは受けなかったのですが。おかげで、私は今回ずいぶん楽ができました。
   堀江さんとは初めてでした。マスコミを通じて、かなり痩せておられることは知っていたのですが、会場に来られた時には私は気づかず、名刺交換をするときに、「堀江と申します」と言われたときに、あっと思った次第で失礼いたしました。
   シンポは、winny事件、自炊業者問題などIT問題から、取り調べの可視化、刑務所の矯正教育の是非にまで及んで、面白かったです。シンポ終了後は、30分ほど、別室で、堀江さんのインターネット生番組にも出させてもらいました。
   帰りがけに、堀江さんから、翌日販売開始という本をいただきました。今日、昼から読み出して、一気に読んでしまいました。もっとも、もう既に売れまくっているようでご紹介する必要はないかもしれませんが。       

堀江貴文 「ゼロ - なにもない自分に小さなイチを足していく」(ダイヤモンド社)

   堀江さんは本はかなり出されていますが、私自身、その多くを読んだというわけではありませんが、これまでの本とはかなり違った雰囲気だと思います。正直なところ、堀江さんは、私とはかなり違う人間だと思っていたところがありますが、この本の中に書かれたいろいろなエピソードなどについては結構重なる部分があり、思わず涙する箇所もいくつかありました。堀江さんがこれまであまり語ってこなかった子供時代の話についても赤裸々に書かれています。
   また、堀江さんほどの人でも、拘置所時代に、精神的に不安定になり、眠られなくなる、という事実は、シンポでも語っておられましたが、意外でした。有名人の拘置所、刑務所体験の本としては、中島らも牢屋でやせるダイエット (青春文庫) と並んで貴重なものではないかと思います(半分本気で半分冗談ですが)。

               

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