美白化粧品の白斑被害についての大阪弁護団説明会(10/26)
カネボウ(リサージ及びエキップの2社も)の美白化粧品(薬用化粧品)に関して、大阪の消費者保護委員会所属の弁護士を中心として弁護団が結成されました。
この化粧品の使用により肌に白斑が生じる問題について、消費者庁は、今年7月には使用中止のお願い及び自主回収を呼び掛けていました。それによると、「医薬部外品有効成分ロドデノール」の配合された製品を使用された方に、「肌がまだらに白くなった」ケースが確認されたということです。3社は自主回収を行っています。
→ 消費者庁のリリース(PDF)
今回大阪で結成された弁護団は、「カネボウ美白化粧品白斑被害救済大阪弁護団(団長 児玉憲夫弁護士)」で、webサイトもできました。
そして、この弁護団では、10月26日(土)午後1時から被害者向けの説明会を行うとのことです。場所は、大阪弁護士会館2階ホール(大阪市北区西天満)です。
サイトによれば、カネボウの美白化粧品(リサージ、エキップが製造販売する製品も含みます)により白斑の被害に遭われた被害者で、被害発症のおそれのある方もご参加いただけます、とのことで、参加費は無料で事前申込は不要です。
また、当日の説明の内容の予定は、1.弁護団結成に至った経緯について、2.現時点での医学的知見について、3.被害に関する法的対応について、4.当弁護団での受任手続の予定について、ということです。
なお、大阪以外でも滋賀でも弁護団が結成されているようですし、今後各地でも結成されることと思います(なお、最近はいろいろなことがありますので、各地の弁護士会に確認されることをお勧めいたします。)。
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