情報ネットワーク法学会第12回研究大会(横浜)参加してきました。
12月1日(土)は、情報ネットワーク法学会第12回研究大会が横浜で開催され、朝から晩まで参加してきました(少し遅刻しましたが)。
内容については、動画を含めて、追ってサイトに掲載されるかと思います。
苗村先生の基調講演も大変興味深いものでした。また、第2分科会「ソーシャルメディアの信頼性」では、落合洋司弁護士、ネットジャーナリストの藤代裕之氏、山口浩駒大教授の鼎談(司会は、一戸信哉敬和学園大学教授)は、ちょっと話が拡がりすぎたかなとは思いましたが、今後研究会を立ち上げるとのことで期待しています。
最後に、第4分科会「プロバイダ責任制限法10周年」に参加しましたが、発信者情報開示制度について、町村泰貴北海道大学教授、森亮二弁護士、壇俊光弁護士、小倉秀夫弁護士(司会はニフティの丸橋透氏)のパネルディスカッションでした。濃いキャスティングで、特に壇、小倉の両弁護士は言いたい放題で笑いながら聞いていました。小倉弁護士のプロバイダによる損害賠償代払い制度構想は今後波紋を呼ぶかもしれませんね(笑)
終了後、場所を変えての懇親会も盛況でいろいろな方とお話することができ、その後の二次会にまで混ぜていただいて大変有意義な一日を過ごすことができました。
なお、来年の研究大会は、平成25年11月23日(祝)、関西大学の高槻キャンパス(大阪府高槻市)で行われるとのことです。関心がおありの方はご予定置き下さい。
なお、昨年の研究大会の報告内容などが中心の「情報ネットワーク・ローレビュー 第11巻」(商事法務)が発刊されました。一般発売もそろそろかと思います。
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