セミナー「企業不祥事における実務対応」(日本CSR普及協会近畿支部)
今日は、大阪弁護士会館にて、日本CSR普及協会近畿支部の第3回セミナー「企業不祥事における実務対応」(近弁連共催、関経連後援)がありました。
昨年11月の第2回セミナー「独占禁止法における優越的地位の濫用に関する規制」は私どもの消費者・公正競争研究会の担当だったので準備などが大変でしたが、本日は、参加のみすればということでお気楽に聴かせていただきました。今回の担当はCSR・内部統制研究会です。
なかなか面白かったのですが、特にパネルディスカッションでの、コーディネーター山口利昭弁護士が、米田秀実弁護士に無茶振りで体験話を語らせるというのが、会場を沸かせました。他に、日本ハムの宮地敏通氏、木曽裕弁護士、上谷佳宏弁護士のお話もそれぞれ実務に即した大変有意義なもので、企業の方や弁護士で満員の会場も充分満足されたものと思います。
ご存じかと思いますが、山口利昭弁護士の有名ブログはこちら
→ 「ビジネス法務の部屋」
次回は7月に雇用・労働研究会の担当で開催されますので、是非、会員になっていただき参加いただければと思います(現在は会員外でもOKなのですが。)。
なお、日本CSR普及協会近畿支部には、上に出てきた3つの研究会があるのですが、今回のような大規模なセミナーではなく、少人数での研究会を2,3ヶ月に1回、各研究会の定例会が開催されています。これも本来は協会会員向けですが、まだ立ち上げたばかりということで、今のところは企業も弁護士も非会員でも参加OKにしています。
私が座長をしている消費者・公正競争部会は、前回までは広告・表示の問題を取り上げておりましたが、次回からは、立法化が進められている「集団的消費者被害救済訴訟制度」を取り上げる予定です。企業としても無視できない新しい制度ですので、興味のある企業の方々や弁護士は参加いただければ幸いです。
次回研究会は、4月18日(水)午後6時半~(於:大阪弁護士会館)の予定で、集団的消費者被害救済訴訟制度の概要解説を私が報告いたします。もし参加(入会)を希望される方は私宛か、担当の藪内俊輔弁護士( s-yabuuchi@kitahama.or.jp ※@は半角に変えてご利用ください。)にご連絡ください。
« 久し振りに「新聞の特殊指定」の話など(独禁法) | トップページ | 通信料金高額化に対する注意喚起・情報提供義務違反を認めた京都地裁判決(ソフトバンクモバイル) »
「法律」カテゴリの記事
- 「食べログ」東京地裁判決と公取委実態調査報告書(2022.06.16)
- ドライヤーの広告に関する差止訴訟(ダイソンvsパナソニック)(2022.06.12)
- スシロー「おとり広告」で措置命令(景表法)(2022.06.09)
- 台風被害によるマラソン大会の中止と参加費の返金(2022.05.13)
- 「クレベリン」(大幸薬品)措置命令まとめ(2022.05.05)
« 久し振りに「新聞の特殊指定」の話など(独禁法) | トップページ | 通信料金高額化に対する注意喚起・情報提供義務違反を認めた京都地裁判決(ソフトバンクモバイル) »
コメント