「民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理」(法務省)
学会シーズンとやらで、ここのところの週末は、法律関係でも学会があちこちで開かれているようです。私も明日は、東京での著作権法学会に出席する予定で、今夕から東京入りの予定です。
さて、法務省法制審議会において、債権法分野についての民法改正の検討が進められていますが、先日(4/12)の民法(債権関係)部会第26回会議において、「民法(債権関係)の改正に関する中間的な論点整理」が決定されました。この論点整理は、雑誌NBLの最新号(953号)の付録として付いてきていましたが、雑誌本体をはるかに超える188頁の豪華付録となっておりました。もっとも、下記の通り、ネットで見ることもできます。
→ 法務省報道発表(上記論点整理のPDFファイルもあります)
そして、この「論点整理」についてのパブリック・コメント募集期間が6月1日~8月1日と決まったようです。ただし、パブリック・コメントの手続詳細については、期間開始後公表ということです。
ことがらの性質上、なかなか一般の方が意見を出すということは難しいと思いますが、我が国の法制度の重要な問題ですので、ご紹介しておきます。
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