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2010年10月 2日 (土)

『ハッブル宇宙望遠鏡』(サントリーミュージアム)

 村木さん事件に関わる大阪地検特捜部の件で、司法界もいろいろ騒然となってきました。今後の展開が注目ですが、あまり個々の事象に捕らわれすぎて一時の感情的な対応にならないようにしなければなりません(どんな問題でも同じことでしょうけども)。それと、村木さんの場合と同じように、今回も検察庁側の大本営発表を鵜呑みにするようなことはしないでおきたいと思います。

 さて、今日は朝から天保山のサントリーミュージアムへ行ってIMAXシアターで上映中の「HUBBLE 3D -ハッブル宇宙望遠鏡-」を観てきました。このシアターは20m×28mの馬鹿でかいスクリーンが売り物です。一見すると正方形に近いような感じを受けます。

 1時間足らずの上映で、約20年前から宇宙空間で天体観測を続けるアメリカの宇宙天文台「ハッブル宇宙望遠鏡」を昨年(09年)5月にスペースシャトル・アトランティスが修理作業に行った様子が中心です。
 もうちょっと天体の映像もたくさん観たかったという感じもしますが、宇宙空間での困難な修理作業などが大画面に鮮明な3D映像で浮かび上がり、感動ものです。動きにくい宇宙服を着て、命の危険も隣り合わせで、狭い機械の中で細かい作業を続けるなど、「イーッ」となりそうなお仕事、これは大変な精神力も絶対に必要ですね。また、スペースシャトルの打上シーンも何度もテレビでお馴染みとはいえ、大音響・振動付きで大スクリーンで見ると少年心をかきたてて、ただただ感動してしまいます(見かけは、おじさんですが)。

 この映画については、ツイッター上で、あの水道橋博士 @s_hakase がわざわざ大阪まで来て鑑賞して絶賛しておられたので、私も地元で一度は観ておこうと思った次第です。シアター自体は数年前に子供に名探偵コナンの3D映画を観たんですが、今回思い返しても、映画の内容はさっぱり覚えてませんでした(苦笑)。大人1000円(ネット、コンビニなど前売券900円)です。

 同じシアターで上映中(入替制)の「ゴッホ:天才の絵筆」(3Dではない)の予告編もやってましたが、こちらも観たくなりました。ゴッホの絵が大スクリーンにでかでかと映っているのは壮観ですね。

 このIMAXシアターのあるサントリーミュージアム天保山は今年末に閉館することが決まっているうえ、先日(9/16)、サントリーから大阪市に建物や所蔵品を無償譲渡されることが発表されています。同時にサントリーから7億円の寄付をされるそうです。経営が厳しいためサントリーが撤退するというのが実情のようですね。

 大阪市は、当面は市所有のコレクションの展示場などに活用する、としていますが、IMAXシアターは使わないと思われます。これだけの施設がなくなるのはもったいない話ですが、維持するだけの環境にはないのでしょうね。

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