NFLに米独禁法適用の連邦最高裁判決
5月24日、アメリカの連邦最高裁判所が、米プロフットボールリーグ(NFL)が、独占禁止法の適用免除対象とならないとの判断を示し、下級審に差し戻す判決をしたと報じられています。高裁の判断を覆したようですね。
この裁判は、NFLが、リーボック社と独占契約を結んで、各チームのロゴ入り商品を製造販売していることに対して、アメリカンニードル社(AMERICAN NEEDLE, INC.)が、米独占禁止法に違反するとして、NFLを訴えていたものです。
アメリカでは、野球の大リーグ(MLB)は独禁法の適用除外となっているそうです。が、この訴訟で、他のスポーツリーグも同様に適用除外となるかどうかが注目されていたようですね。
私自身、アメリカの独占禁止法に詳しいわけではありませんので、以下、関連サイトの紹介のみといたします。こういった情報も、即日に、ツイッターで専門家の方々の情報が入ってくるようになりました。とんでもない時代になったもんです。
次はアメリカで経済学を勉強されている青木理音氏(博士課程)ブログ
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