消費者問題10大項目(国セン)などなど
今日(12/2)は、国民生活センターがいろいろと報道発表しています。その中で、「消費者問題に関する2009年の10大項目」というのが、
* 「消費者庁」「消費者委員会」発足、消費者行政の充実・強化に期待高まる
* 「地方消費者行政」の活性化に向け取組進む
* 「新型インフルエンザ」が流行、国民生活に影響も
* 「子どもの事故」多く、予防に向け社会全体での取組が課題に
* 「投資」のトラブル、後を絶たず
* 事業者からの「個人情報」流出相次ぐ、第三者による不正使用も
* 法制審議会「18歳成人」を答申、若年者の消費者被害対策が課題に
* 「改正特商法」「改正割販法」本格施行、関係機関の連携も進む
* 「適格消費者団体」の活動が活発化、全国的な広がりも
* 国民生活センターの「消費者ADR」、順調スタート
だそうです。
もうひとつ今日の発表内容を挙げておくと、「キャリーバッグでの事故-他人を怪我させてしまうケースも-」というのがありました。これは、近年、特に駅などの雑踏でヒヤッとした経験が増えてきたように思います。こればかりは各自の自覚の問題ですね。現段階では、もう少しテレビその他での啓発活動を増やす必要があると思います。
ところで、情報ネットワーク法学会の総会・研究大会(於:大阪大学豊中キャンパス)も5日土曜日に迫ってきました。私もちょっとお手伝いする分科会でのパネルディスカッションに関連して、町村教授がご自身のブログmatimulogに記事を2つ書いておられますので、ご紹介いたします。同大会の参加についてのリンクもあります。
→ 「inlaw:ネットと消費者保護の課題(1)」
→ 「inlaw:ネットと消費者保護の課題(2)」
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