消費者庁発足ですね。
さて、今日発足した消費者庁ですが、最初から大変ですね。いろいろあるでしょうが、せっかくできたのだから、充実した消費者施策を期待したいところです。
Webサイトもできていました。仕方ないですけども、まだ中身は中途半端です。デザイン的にはすっきりしています。
→ 消費者庁ホームページ
人事関係がマスコミをにぎわしていますが、人事のみならずいろいろと肝心な具体的な部分が固まっていないようで、ここからが正念場かと思います。
なお、人事問題についての前の当ブログ記事は
→ 「消費者庁長官と消費者委員会委員長の人事への批判続出」(7/1)
(※この記事の追記以後もいくつかの弁護士会から意見書出てます。)
政権をとった民主党は、今回の消費者庁よりも、一層、独立した強い権限を持った消費者行政組織の設置を主張していたわけで、今後、民主党政府がどういった方針で消費者行政を進めていこうとするのか、という点は特に注目していきたいと思います。
また、大阪からも含め、数名の弁護士が、消費者庁の組織内に公務員として入っており、その方々の活躍も期待しております。
【追記】(9/1)
消費者委員会の委員長には、松本恒雄 一橋大学法科大学院長が選ばれたようです。
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