「遺言・相続センター」での初仕事(大阪弁護士会)
今日は午後1時から4時まで大阪弁護士会「遺言・相続センター」の電話相談のための事務所待機という仕事がありました。
この「遺言・相続センター」は、大阪弁護士会が昨年9月に開設したものですが、私が電話相談を担当するのは今日が初めてです。大阪弁護士会の案内文によれば、
「遺言・相続センターは、市民の皆様にとって身近な法律問題である遺言や相続に特化して、法律相談等を行います。遺言・相続問題は身近なことではありますが、極めて多くの法律的な問題を含んでおり、その処理は司法の担い手である弁護士が最も得意とする分野です。
ただ、弁護士の費用が不透明である、敷居が高いとのご指摘もあって、これまで弁護士をあまり利用されない方が多い状況でした。このようなご指摘を受け、
1 電話で弁護士に20分間の無料法律相談ができる、
2 その後の法律相談や遺言書作成料についても、弁護士の費用を明示する
という制度」ということです。
誰しも死を避けることはできず、相続という問題は、多くの人にとって他人事ではなく、かといって、身内のことですので、トラブルが生じるのはできれば避けたい、と思うものです。トラブルにはしたくはないけど、ちょっと法的な知識を聞いておきたい、とか、相続や遺言に伴う手続を知りたい、というような、ちょっとした法的アドバイスをひとまず必要としているような人には、気軽に利用しやすい良い制度だろうと思います。私が今日担当した事案も、そういったものであったと思います。
電話での無料相談(20分間)が基本ですが、場合によっては、継続相談や遺言作成、遺産分割手続などを当該弁護士に依頼することも可能です(相談料など弁護士費用は発生します。)。
詳しくは、
→ 大阪弁護士会サイト「遺言・相続センター」
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