「犬・猫用ペットフードの安全性に関する相談」(国民生活センター)
極めて個人的には、この日曜日の天気が悪くなりそうなのが大変気がかりなのですが、それはそれとして、
国民生活センターが、昨日付で、「犬・猫用ペットフードの安全性に関する相談」という報告を公表しています。
→ 国民生活センターのサイト公表記事
→ 報告書本文(PDF)
国民生活センターによれば、
「最近はペットが家族の一員となり、ペットフードの安全性についての国民的関心は高い。昨年「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」が制定され、今年6月より施行される。それにより、犬・猫用のペットフードに関しては、国が基準・規格を定め、表示義務や検査体制の整備を行う。PIO-NET(全国消費生活情報ネットワーク・システム)にも、「ペットフードを食べてペットの具合が悪くなった」、「腐敗していた」、「異物が混入していた」等、毎年多くの苦情が寄せられている。そこで、犬・猫用ペットフードの安全・衛生及び品質に関する消費生活相談の傾向をまとめた。」ということです。
また、相談事例からの問題点として、次の3点を挙げています。
- 飼い主はペットフードの品質に関心が高く、人間の食品と同じくらいの安全性を求めている。
- 安全性や品質については法律である程度確保されるが、個人が相談したり調査を依頼できる体制はこれからの課題。
- ペットフードがペットの体質に合っていなかったり、与え方が正しくないと体調不良を引き起こす。
私は、子供の頃から犬や猫などを飼ったことはなく、魚、小鳥、昆虫、小動物程度しか経験はありませんので(今はシマリス1匹飼ってます)、ペットフードの品質については良くわかりませんが、愛犬家、愛猫家にとっては、人間の食品の安全の問題と同じように問題と考えるのでしょうね。
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