JASRACの独占禁止法問題についての公取委インタビュー記事など(日経BP ITpro)
明日(5月13日)は、前に書きましたように、大阪弁護士会で「ドロップ・シッピング110番」が開設されます。
→ 「「ドロップ・シッピング被害110番」(大阪弁護士会)」(4/28)
結構いろんなメディアで紹介されて、この手の110番(ホットライン)としては、マスコミ受けの良いテーマだったようです。目新しさもあったのでしょうね。忙しくなりそうですが、お手伝いできなくてスミマセン。
さて、話題になっている日本音楽著作権協会(JASRAC)の事件ですが、公正取引委員会が立入検査の後、独占禁止法違反として排除措置命令を出し、これを不服としてJASRACが審判請求をした、という問題については、その都度、当ブログでご紹介してきました。
→ 「JASRACの私的独占行為容疑での立入検査(公取委)」(08/4/23)
→ 「JASRACへの排除措置命令(私的独占・公取委)」(2/27)
→ 「JASRACが排除措置命令に対して審判請求(独禁法)」(5/4)
このたび、この問題について、公正取引委員会の担当者である岩成博夫氏(事務総局審査局第四審査長)に対するインタビュー記事を、日経BPのITproが配信しています。
→ 「公取委が語るJASRACを問題視した理由」
ITproによる全体的な記事(JASRAC側の言い分を含む)は、
→ 「「一体,我々のどこが悪い」,JASRACが公取委と全面対決へ 」
【追記】(5/14)
ITproの関連記事にこんなのもありました。
→ 「監督官庁の責任は皆無,見守るのみ」
この問題に関する文化庁長官官房著作権課長山下和茂氏のインタビュー記事です。ちょっと、わかりずらいタイトルですね。
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