大学生によるネット広告調査に基づく指導・注意(東京都・景品表示法)
このブログのアクセス状況を見てみると、久しぶりに、Googleのロボットが巡回していました。どうでもいいことなんですけど。
さて、ITpro経由で日経ネットワーキングの記事(2/18付)を見たのですが、
東京都が、昨年7月と9月、都内大学と連携してインターネット上の広告を調査した結果、290事業者、437件の広告について「不当表示ではないか」との報告を受けた、ということです。東京都は、内39事業者に対して景品表示法違反の恐れがあるとして改善を指導し、その他の全事業者に対し、法令順守について注意を喚起するメールを送った、とされています。この調査活動は、工学院大学、津田塾大学、電気通信大学、東京工業大学、東京大学、日本女子大学の学生48名の調査員による調査とのことですね。
この調査結果等を踏まえて、東京都は、明日20日(金)午後6時から大学生協渋谷会館で報告会を開く(予約不要)、ということです。ヤフーの法務本部井出一代さんによる「インターネットショッピングサイト等における広告表示の取り組み等について」という講演もあるようです(勝手に宣伝)。
なお、東京都のサイトで、調査結果等を見ることができます。これを見ると、食品に関するものが圧倒的に多いですね。
→ 「大学生によるインターネット広告表示調査結果」
(東京都生活文化スポーツ局)
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