「食の安全を考える」セミナー
日本弁護士連合会(日弁連)の消費者問題対策委員会が毎年行っている夏期消費者セミナーの今年のテーマは「食の安全を考える」です。会場は札幌。
狂牛病に関する輸入牛肉の問題や遺伝子組み換え食品の安全性についての専門家が講師となっておられるようです。
偶然ですが、ちょうど、北海道では偽装牛肉などのミートホープ事件が大問題になっているところですね。また、中国からの輸入食品の安全性も国際的な話題になっているところです。
私は参加できませんが、関心のある方には充実したセミナーだと思いますので、ここで、ご案内しておきます。弁護士だけでなく、一般の方も参加でき、今年はセミナー参加費は無料だそうです(懇親会は有料)。
内容、申込みなど 詳細は、
→ http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/070714.html
日 時 7月14日(土)
13:00~17:00(18:00~懇親会)
「今年は、私たち消費者にとって古くて新しいテーマである「食の安全」を取り上げます。生産者や輸出入者の顔が見えない、食品や加工品、調理品の中身が見えない現代日本の食を巡る状況の下で、「食の安全」を確保していくキーワードは情報です。現在、アメリカが日本に対し牛肉の輸入条件の緩和を強く求める中、果たしてその安全性はどのように検証され、私たち消費者に伝えられる情報の正確性はどのように確保されているのでしょうか。食品のリスク評価やリスクコミュニケーションを所管する内閣府食品安全委員会のスタッフのほか、「食の安全」の第一人者を講師にお招きして、梅雨のない爽やかな北海道で、「食の安全」を行政、消費者、事業者の各立場からみんなで一緒に考えたいと思います。」(日弁連HPより)
場 所 札幌市教育文化会館講堂
内 容(予定)
基調講演 講師:福岡伸一氏(青山学院大学理工学部教授)
講師:柳原敏夫氏(弁護士)
講師:日野明寛氏(内閣府食品安全委員会事務局次長)
パネルディスカッション
パネラー:上記講師の他、
白井和宏氏(生活クラブ・スピリッツ代表取締役)
コーディネーター:佐藤泉(弁護士)
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