カテゴリー「映画・テレビ」の11件の記事

2008年2月 8日 (金)

放送コンテンツ製作取引適正化促進検討会(総務省)

 昨年4月27日付で「『下請けいじめ』放送業界も特別調査」というのを書きましたが、改正下請法(下請代金支払遅延等防止法 平成16年施行)によって、番組など放送コンテンツを含む「情報成果物作成委託」に係る取引が追加されています。

 こうした状況を踏まえて、放送コンテンツに係る製作取引の現状を検証するとともに、当該分野における適正な製作取引のガイドラインの策定など、より適正な製作取引の実現に向けた具体策の検討を行うために、総務省「放送コンテンツの製作取引の適正化の促進に関する検討会」という検討会を始めたようです(第1回1/31)。
 検討事項としては、
(1) 放送コンテンツの製作取引に係る現状の検証
(2) より適正な製作取引の実現に向けた具体策
があげられています。

 で、この第1回会議の配付資料が公表されています。
 → 総務省サイト

 この中で、担当事務局作成の「適正な取引に関する制度等について」(PDF)という説明資料は、この問題に関連した下請法や独禁法による制度や違反時例がまとめられていて、業界などの関係者の方には有益かと思います。

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2007年12月15日 (土)

佐世保乱射事件NHKニュースはちょっと・・

 昨夜9時のNHKニュースは、佐世保のスポーツクラブ乱射事件をほとんどずっと取り上げ、延長した時間まで、これをやっていました。
 立てこもり続けていると言うなら、国民的心配事なので、まだ分かるのですが、すでに犯人は逃走しており、ひとまずの事件は終了しているのに、現場から同じような中継と、何度も同じ取材ビデオのニュースを続けていました。犯人逃走中で動きがあるとはいえ、何かがあれば、ニュースを挟むことはできるはずだし、近隣の治安面からの報道を重視するならば、長崎放送局管内で別に考慮すれば足りるはず。

 この事件で亡くなられた方、負傷された方もあり、付近の住民にも大変な不安を与えている大きな事件であることは間違いありませんが、年金や肝炎を初めとした政治ニュースや薬物のプロ野球ニュースその他のニュースをほとんど全部押しのけてまで時間のほとんどを費やす必要はあったのかな。
 まだ、報道ステーションはそれなりのバランスをとっていたので、NHKよりマシだなと思いました。

 政府、与党の皆さん、特に、福田さんや舛添さんは、今日はいじられなくて、ほっとしているのではないかと思うのは、シニカルに過ぎるでしょうか。金曜なので、経済面でも結構ニュースがありそうに想像するのですが。

 と思ってネットニュース見たら、花井悠さんが亡くなられたのですね。
 私の世代では選手時代は全く知らないのですが、子供の頃から、ずっと朝日放送ラジオでよく楽しませていただきました。ありがとうございました。合掌。

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2007年10月 5日 (金)

TV番組中の広告の不当表示(公取委)

 公正取引委員会は、本日、株式会社ディノスが販売するひな人形セット及び五月人形セットの価格表示について、景品表示法4条1項2号(有利誤認)に違反するおそれがあるものとして、警告を行ったようです。
 → http://www.jftc.go.jp/pressrelease/07.october/07100501.pdf

 そういえば、今日は、日経や時事などで、来年に予定されている独占禁止法の改正の方針について報じられており、これらの報道によれば、景品表示法で規定されている「不当表示」なども課徴金の適用対象に加えることと、「不当表示」について消費者団体からの差止請求制度を設けることも含まれているとのことです。この方針は公取サイトなどで公式に発表されているわけではありませんが、近日中に改正の大綱が公表されることと思います。この改正方針の全体については、また別項で触れたいと思います。

  冒頭の事件の違反被疑行為の概要
 ディノスは、「2007年ひな人形・五月人形大ご奉仕会in日本武道館」という催事を開催するに当たり、本年1月9日から18日までの間に計3回放映された本件催事を紹介する放送番組中の広告において、以下のような一般消費者に誤認される疑いがある表示を行っていた。 

 表示の内容(詳細は上記公取サイトを参照ください。)
 9品目のひな人形セット及び五月人形セットについて、例えば,「片岡正博作  手内容  描京友禅  衣裳着親王飾り」の商品の映像とともに、音声において「店頭なら50万円くらいはするものが35万円になりました。」など実際の販売価格に比して著しく高い価格を比較対照価格として表示した。
  これらの商品は、本件催事用の商品であり、比較対照価格は、小売店の店頭で販売された実績があるとは認められないものであった。 

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2007年9月 2日 (日)

マラソンの団体種目とメダル

 世界陸上の男子マラソンが終わった時には、盛んに団体の金メダルなどと言っていたのに、最近になって話が出なくなり、今日の女子マラソンでも、土佐礼子が日本の初メダルと言われているのが不思議でした。

 そのうえ、ゲストの千葉真子が団体のメダルの話をしても、アナウンサーはそれには一切対応せず、話題を避けている感じでしたので、ん?と思ったんで、ちょっと調べてみたら、

 世界陸上(IAAF世界陸上競技選手権)の種目には、マラソンの団体はなく、一緒に開催されたことになっているマラソンのワールドカップの国別団体種目ということのようですね。
 したがって世界陸上のメダルは与えられないようですね。もっとも実際には、表彰式で同じメダルが授与されたようですが、世界陸上のメダル数にはカウントされないらしい。

 でも、男子マラソンの放送の時はあれだけ「団体」優勝を連呼しておいて、その後、ちゃんと説明もせずに全く触れないというのは、ひょっとして、いろいろと放映権やら何やらの微妙な問題が関係しているのかいな、と勝手な推量をしています。本当の所はどうなんでしょうね。

【追記】
 それにしても、このことのちゃんとした記事は見つかりませんねぇ。掲示板やブログの個人的な書き込みはあるのですが。
 日本陸連のサイトでも、世界陸上の開幕の記事でも、特に説明なしに、男子団体の優勝は載っているし、世界陸上の公式サイトにも特に説明なし。
 何か変ですね。どうでもいいのだけど、とても気になる・・・・・

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2007年8月16日 (木)

今年はやめたら 24時間テレビマラソン

 今、日本テレビ24時間テレビの前宣伝番組をやっています。今年は、欽ちゃんこと萩本欽一さんがマラソンを走る予定ですね。でも、今年はやめた方がいいです。前に書きましたが、私は、昨年、今年と2年連続で尾道~今治のしまなみ100キロマラソンを完走してます(http://stuvwxyz.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_d4bc.html)。その他に20回ばかりフルマラソンも完走してますが、その経験からの意見です。

 6月初めのしまなみの大会も両年とも好天で、日中の最高で30度くらいになりましたが、今は、何しろ、この猛暑です。この中を無理に走るのは、極めて危険です。間寛平氏のような半ばマラソンを仕事としているプロならばある程度危険に挑戦することは構わないという考えもあるかもしれませんが、萩本さんは、(スポーツ好きにせよ)ランナーではないし、高齢です。ここ数日、熱中症で死亡する人のことが報道される今、根性を出してテレビ番組で走ることに意味はありません。仮に無事完走できたとして、危険を冒してまで、そんなことで感動を呼ぶ必要はありません。

 仮に本人がどうしても走る、と言ったとしても、テレビ局としては、止めるべきでしょう。法律的な観点から見ても、万一のことがあれば(縁起でもないことで、萩本氏には大変失礼ですが、書いておくべきと思うので)、現在の状況から見て、番組責任者は、業務上過失致死(致傷)罪という刑法上の犯罪に該当する可能性すらあります。

 もちろん、テレビ局、萩本さん両サイドでの仕事としてのいろいろ難しい問題があることは充分想像できますが、それでも何とか調整して中止すべきです。

 もっとも、冒頭に書いた前宣伝番組をまだやっていて、一応、萩本さんは走る前提の話になってますけど、この番組での萩本さんの一連のコメントを聞いていると、何となく、中止になるのでは?と、私に思わせるニュアンスがあったようには思いましたけども・・・・どうでしょうね。

 危険だからといって、走ったような「演出」で済ます、というのは、論外ですが。

【追記】 だんだん出てますね。まぁ、ここ2,3日よりは暑さはマシかもしれませんがね。ライブドアの記事見て初めて知ったのですが、100㎞じゃなくて、70㎞だったんですね。確かに、24時間マラソンとしか銘打ってませんわな。ちょっとしらけた。

livedoor news 「欽ちゃんが死んじゃう!? テレビ局は“欽ちゃん”を殺す気か――」(2007年08月16日10時00分)
 → http://news.livedoor.com/article/detail/3270252/

朝日記事 「欽ちゃん70キロマラソン『医学的に非常識』禁煙学会」(2007年08月17日19時02分)
 → http://www.asahi.com/culture/update/0817/TKY200708170305.html

【追記】(8/20)
 ともかく無事で良かったですね。
 あれをマラソンというのもね、とは思いますが、ご本人は、かなり大変だったろうと思います。でも、やっぱり、テレビ局としては、ああいう企画はやめるべきだと思いますね。
 無事ゴールと言っても、身体、特に脚部には相当のダメージがかかっているので、後に残らないか心配ですし。

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2007年7月20日 (金)

段ボール肉まん事件とあるある大事典

昨日、段ボール肉まん事件Record Chainaについてかきましたが、そのRecord Chainaにこの事件の記事が出ていました。

<中国食品>「段ボール肉まん」首謀者が激白!「なぜ私はやらせに手を染めたか」という見出しですが、中身は「新華ネットの報道によると」となっています。
 → (1)  http://www.recordchina.co.jp/group/g9863.html
   (2)
http://www.recordchina.co.jp/group/g9864.html

この記事でも、相変わらず、直接関係のない写真を載せたりしておりますが、記事の中身自体は、事件の首謀者がなぜこのような事を行ったかという独白風のものです。
これを読んでいると、関西テレビ「あるある大事典」の事件を思い出してしまいますね。

どっちが悪質か、と考えると・・・・・・どうでしょう。

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2007年7月19日 (木)

段ボール肉まん報道に思う

中国の段ボール入りの偽装肉まん報道はびっくりしましたが、それ自体が偽装報道ということで、二段落ちの展開となってきました。おそらくあのニュースのために大変な迷惑を被ったであろう日本の肉まん(関西人の私には豚まんというほうがしっくりくるけど)業者の皆さんは少しホッとされていることでしょう。

この報道は北京テレビ関係のようですが、中国の報道に関して言えば、以前(5/11)にも石景山遊楽園報道との関係でここに書きましたが(http://stuvwxyz.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_50ce.html)、Record Chaina のニュースも、いまだにブロガーのひまネタには重宝できそうなツッコミどころ一杯の話題で満ちています。

つい先日も、「ドラえもんテーマパークが中国に初登場」という記事がありました。
「日本にもないのになぁ。石景山と同様のパクリかな。」と思って見ると、写真を見ても記事を見ても、単に一時的な博覧会場の一部に開設された小さな子供用の遊び場。よく日本の普通の遊園地で夏休みなどに開かれる「ドラえもんと遊ぼう」というようなアトラクションです。記事には「4500平方メートルという巨大な敷地」とありますが、4500平方メートルは、70メートル弱四方だから、狭い日本であっても「巨大な敷地」のテーマパークとは表現できないでしょうね。

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2007年6月20日 (水)

選撮見録(よりどりみどり)事件:大阪高裁判決

 テレビ放送の録画システムである選撮見録(よりどりみどり)事件の控訴審判決(大阪高裁)が最高裁HPにアップされました。
 関西のテレビ局各社が原告となって訴えた事件です。

 → http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20070620131250.pdf

 最近いろいろ出ている画像や音楽のデータのコピー(録画・録音)システムと著作権者との対立ケースのひとつですね。私は、まだ、判決を読み込んでませんので、ひとまずお知らせです。

 一審被告(控訴人)代理人のO弁護士のブログはこちら

 → http://benli.cocolog-nifty.com/benli/2007/06/post_d1a1.html

 さてさて、明日は、大阪高裁でうちの裁判の控訴審判決の番です。

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2007年4月27日 (金)

『下請けいじめ』放送業界も特別調査

 タイトルの見出しの記事が今朝の朝日新聞に掲載されていました。公正取引委員会下請法(下請代金支払遅延等防止法)に基づいて調査をするとの報道です。
   (※下請法の概要は → http://www.jftc.go.jp/sitaukepamph.pdf )

 概要は、公取委が、放送番組・映像制作トラック運送金型製造について、下請法に基づく特別調査を行う、と発表した、公取委はテレビ局が下請制作会社に対して、必要な費用を負担せずに作り直しをさせるなどの問題があるとみている、というものです。

 記事だけではよくわからなかったので、ちょっと調べてみると、26日付で、公取委から「中小企業の公正な競争環境整備に関する公正取引委員会の取組について ~『成長力底上げ戦略』を踏まえて~」が公表されていました。
 →  http://www.jftc.go.jp/pressrelease/07.april/07042602.pdf
 

 これは、政府の「成長力底上げ戦略」(2月)において、下請取引の一層の適正化推進が取り上げられたことに基づき、中小企業の取引適正化に関して、これまでの取組状況と今後に向けた更なる取組について公取委が公表したものです。
 この全体については、後日取り上げるかもしれませんが、最初の朝日新聞に掲載された放送番組制作との関係だけに絞ると、この中で「第4  今後に向けた更なる取組」として「中小企業の適正な取引環境を整備するための取締強化 」が挙げられ、今年度に下請法特別調査を実施することにしています。
 そして、最近の下請法改正で新たに同法の適用対象分野とされた取引のうち、放送番組・映像制作に係る情報成果物の作成などについての委託取引を重点分野として、調査を行うこととして公表したものです。

 なお、公取委は、平成16年2月に「テレビ番組制作業における下請取引実態と改正下請法の内容 ─改正下請法の円滑な運用に向けて─ 」という報告を出しています。
 → http://www.jftc.go.jp/pressrelease/04.february/040213-2.pdf

 この放送番組の下請制作会社に対する問題は、単に弱い立場の下請会社の保護という面だけでなく、あるある大辞典の納豆事件で代表される一連の番組内容捏造事件の放送業界の構造的な原因にも直結する問題であると思われます。
 その点に関連して、オーマイニュース(OhmyNews)の4月21日付の吉岡忍氏インタビュー記事(「テレビのどこが問題か──『あるある』外部調査委員に聞いた(上)吉岡忍氏 『そのひと言いただき、が象徴する事実軽視の体質』」平野日出木)も下請問題について触れていて興味深いところです。
 → http://www.ohmynews.co.jp/news/20070421/10350

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2007年3月31日 (土)

テレビ番組ネット転送サービスに対する仮処分認容

 昨日、東京地裁で、録画したテレビ番組をインターネットで転送するサービス著作権法違反だとしてNHKなどの放送局がサービスの差し止めを求めた仮処分申立事件で、放送局側の申し立てを認める決定をしたとのこと。相手方は「日本デジタル家電」という静岡県浜松市の会社。専用機器を海外などに住む利用者に有料で貸し出し、テレビ番組を録画して転送するものらしい。

 利用者が自分のために録画することは著作権侵害にあたらないのですが、報道によれば、この件でテレビ番組を複製しているのは利用者ではなく事業者であると判断したようです。

 同じようなサービスをしていた「録画ネット」事件(平成16.10.7決定、判時1895号120頁)では放送局側の申立が認められたのに対し、別の「まねきTV」に対する仮処分事件は、昨年、東京地裁(平成18.8.4決定、判例時報1945号95頁)、東京高裁(平成18.12.22決定)とも、著作権侵害(送信可能化権の侵害)にあたらないとして、仮処分を認めませんでした。ただし、この件については、仮処分を認められなかった放送局側が、近々、本案訴訟(つまり訴訟)を提起するとの報道がなされています。

 これらの事案は、業者によってそれぞれ少しずつサービス業者側の事業形態が異なりますので、その違いを見ずに単純に勝ち負けだけを並べても無意味です。今回の「日本デジタル家電」の業務内容は報道内容を見ても細かい点は不明です。したがって、なぜ、「まねきTV」事件と違う結論になったかというところは、報道内容だけを見ても現時点では残念ながらよくわかりません。

 そのあたりの内容が公表された際に検討することとしましょう。

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2007年1月22日 (月)

NHKグーグル番組

昨夜、NHKスペシャルでグーグルの話題やってましたね。

お世話にはなってるけど、怖いですね。

便利さは享受するとして、自分の個人情報は自分でしっかり守らないといけない時代です。

グーグルもマイクロソフトもアップルも同じことなのでしょうけど。

ある方が言ってましたが、グーグルを中国が買ったらどうなるの?という視点から利用すべきなんでしょう。

利用者側が、知恵を出して、向こう側に利用されない戦いをすべきだと思うけど、個人では難しい。

でも、この番組、最後まで見たけど、あまり新しいネタはなく、ちょっと肩すかしでした。

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