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2017年12月 1日 (金)

「通常価格」不当表示に対する措置命令(イエローハット)

 本日、消費者庁は、大手自動車用品チェーン業者である株式会社イエローハット(東京都中央区)に対し、カーナビなどの自動車用品の新聞折り込みチラシの表示が、景品表示法に違反する不当表示(有利誤認表示)であるとして措置命令を出しています。

  → 消費者庁公表資料 (PDF)

 これは、北海道、神奈川県、福井県、長崎県の4店舗でのセール企画の新聞折込チラシ(約500万枚)に、当店通常価格のマーク(〇の中に通)を付し、通常価格の金額を記載して、セールでの販売価格が通常の販売価格より安いかのように表示していましたが、実際には、その通常価格の金額は、各店舗において最近相当期間にわたって販売された実績のないものだった、というものです。
 例えば、カーナビの通常価格が税込¥75,384と記載して、販売価格を税込¥59,184と表示していました(写真は上記消費者庁公表資料より。)。

Photo

 以前にも書きましたが、こういったいわゆる「二重価格表示」の場合の基準価格(今回の件では「通常価格」)については、ガイドライン(告示)があり、「最近相当期間にわたって販売されていた価格」の基準が示されています(ガイドライン第4参照)。

  → 消費者庁「二重価格」のページ 

  → 「不当な価格表示についての景品表示法上の考え方」 (PDF)

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