フォト

weathernews

ツイッターでつぶやく

無料ブログはココログ

« アディーレ法律事務所に対する懲戒処分(東京弁護士会) | トップページ | ベネッセ個人情報流出事件 最高裁が差し戻し判決 »

2017年10月19日 (木)

病人向け特別用途食品の不当表示に対する措置命令(消費者庁)

 健康増進法で定められた特別用途食品の表示について、初めての景品表示法違反に基づく措置命令が出ました。

 特別用途食品というのは、乳児、幼児、妊産婦、病者などの発育、健康の保持・回復などに適するという特別の用途について表示するもので、特別用途食品として食品を販売するには、その表示について国の許可を受ける必要があります。

 本日、消費者庁は、キッセイ薬品工業(長野県松本市)の販売する特別用途食品「げんたそうめん」「げんたうどん」の包装表示について、不当表示(優良誤認表示)であるとして、措置命令を行っています。病人向けの低たんぱく質の特別用途食品不当表示です。

 これは、 「げんたそうめん」の包装において、栄養成分表示のたんぱく質量として、100グラム当たり「2.8g」と記載した上で、健康増進法に規定する特別用途表示の許可証票を記載するとともに、「消費者庁許可特別用途食品 病者用 低たんぱく質食品 腎不全患者用」、「げんたそうめんは、たんぱく質や電解質の制限を必要とする腎不全患者などに適しています」と記載して、当該商品が特別用途食品として消費者庁長官の許可の要件を満たしたものであるかのように表示していました。

 また、「げんたうどん」の包装において、栄養成分表示のたんぱく質量として、100グラム当たり「1.9g」と記載した上で、許可証票を記載するとともに、「消費者庁許可特別用途食品 病者用 低たんぱく質食品 腎不全患者用」、「げんたうどんは、たんぱく質や電解質の制限を必要とする腎不全患者などに適しています」と記載して当該商品が特別用途食品として消費者庁長官の許可の要件を満たしたものであるかのように表示していました。

100

 しかし、実際には、「げんたそうめん」については、包装後の製品における栄養成分であるたんぱく質量の規格値の基準を満たすための品質検査の管理が行われておらず、37ロット中25ロットの商品において、規格値を0.1グラムないし0.4グラム上回っており、特別用途食品として消費者庁長官の許可の要件を満たしていないものでした。

 また、「げんたうどん」のほうも、規格値の基準を満たすための品質検査の管理が行われておらず、30ロット中12ロットの商品において、規格値を0.1グラムないし0.2グラム上回っており、特別用途食品として消費者庁長官の許可の要件を満たしていないものでした。

« アディーレ法律事務所に対する懲戒処分(東京弁護士会) | トップページ | ベネッセ個人情報流出事件 最高裁が差し戻し判決 »

グルメ・クッキング」カテゴリの記事

法律」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183277/65936935

この記事へのトラックバック一覧です: 病人向け特別用途食品の不当表示に対する措置命令(消費者庁):

« アディーレ法律事務所に対する懲戒処分(東京弁護士会) | トップページ | ベネッセ個人情報流出事件 最高裁が差し戻し判決 »