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2013年4月の記事

2013年4月10日 (水)

著作権のことをみんなで考えるサイト「COLABORA」が公開

 立法作業が遅れている集団的消費者被害訴訟の法案が先日ようやく自民党の担当部会を通ったようです。聞く所によれば、以前の事案は対象とならない条件となったとかです。経済団体が立法化に慎重な対応を求めている中、閣議決定まですんなりといくでしょうか。現在の制度案を見る限りは、企業側が心配するような乱訴であるとか、訴訟が多発するといったようなことはあり得ないと思うのですが。


 さて、著作権制度に関して、新しいwebサイトが公開されたようです。

 「COLABORA」(Copyright Laboratory)というサイトで、これは「こらぼら」と読ませるのでしょうか。クリエイティブ・コモンズ・ジャパン(CCJP)、国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)、一般社団法人インターネットユーザー協会(MIAU)が、共同で開設したものです。

 インターネット化、デジタル化が広く浸透している現在は、著作権は一部の関係者だけでなく、全ての市民に関わる重要な問題となっています。未成年者を含めて普通の市民が、容易に著作権者となり、一方でまた侵害者となりうる社会となっていて、場合によっては刑事犯罪行為となってしまうわけですが、著作権制度の内容について一般的にはまだまだ理解されていないというのが実情です。

 新サイト「COLABORA」は、著作権FAQや「Copedia」と名付けられた用語集など、見た目も取り付きやすそうです。まだコンテンツ的には多くはありませんが、一般の人への著作権問題の啓蒙の場として発展していくことを期待したいと思います。

2013年4月 3日 (水)

消費者庁「消費者が実行すべきポイント~『ソーシャルゲーム』、『口コミサイト』、『サクラサイト』」および本の宣伝です。

 新年度となりました。ブログ更新ができずで恐縮です。

 本日、消費者庁が、「消費者が実行すべきポイント~「ソーシャルゲーム」、「口コミ(サイト)」、「サクラサイト」について~」という消費者向け啓発資料を公表しています。

 → PDFファイル

近年、インターネットを活用した取引が増加して利便性が向上する一方、それに関連する様々な消費者トラブルも数多く発生しています。この度、消費者庁は、インターネットを活用した取引に関して、消費生活相談が比較的多い、又は社会的関心の高い分野である「ソーシャルゲーム」、「口コミ(サイト)」、「サクラサイト」の3つの分野について、平成24年に全国消費生活情報ネットワーク・システム(PIO-NET)に入力された相談の内容を分析しました。今般、その結果等を踏まえ、消費者の皆様が実行すべきポイントを各分野でまとめましたので、公表します。」 とのことです。各分野それぞれ5つずつのポイントを示しています。

これは、同時に公表された消費者庁の委託調査の報告書(公益財団法人日本生産性本部)に基づくもののようですね。こちらの報告書では、上の3つの分野の他に「決済(代行)」が含まれています。

 → 「インターネット取引に係る消費者トラブルの実態調査報告書」 (PDF)


 で、上と関連して、ここからが宣伝ですが、ちょうど2年前に出ました「判例から学ぶ消費者法」(民事法研究会)の第2版が出ました。私は、第17章「情報化社会と消費者法」を執筆していますが、ここでも、上記のサクラサイト関係の判例を追加しています。

 法学部生、ロースクール生はもちろん、消費者問題に携わる方にも役立つ本だと思いますので、よろしくお願いします。

 → 民事法研究会サイト「判例から学ぶ消費者法」

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