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2012年12月29日 (土)

国セン移管見直しとペニオクステマ問題に関する報道など

 すっかり押し詰まってきました。
 私の事務所は、昨日で年内営業は終了ですが、私自身は今日も事務所で依頼者と訴訟の打合せをしてました。明日も事務所に出て仕事をすることになると思います。大晦日くらいは休もうかと思ってますが・・・

 さて、国民生活センターが来年度から国(消費者庁)に移管されることになっていましたが、森雅子消費者担当大臣が昨日、来年度中の実施を見送り、独立行政法人の形を維持するかどうかも含め再検討する考えを明らかにした、と報じられています。政権交代したとはいえ、この段階での見直し表明には驚きました。基本的には移管には反対ですので、しっかりと再検討いただきたいと思います。


 さて、ペニーオークションのステマブログ記事問題に関して、京都府警に詐欺容疑で逮捕されたIT関連会社役員が、知人に芸能人を紹介してもらってブログへのうその書き込みを依頼した旨の供述をしていることが新聞報道されています。記事では、具体的にどういう形で依頼したのかはわかりませんが、報酬を渡してあのような書き込みをさせるのは当該業者が関与しているのはむしろ当然ですね。

 景品表示法は、規制対象がその商品やサービスを提供している当該事業者が対象になりますので、芸能人がブログを利用して不当表示に該当するような広告、表示を行っても、その芸能人自身は景品表示法の規制の対象にはなりません。
 しかし、当該事業者が、そのような書き込みをさせたとなると、事業者が間接的にせよ表示したことになると思いますので、当該事業者に対して景品表示法に基づいて措置命令を出すことはできます。もっとも、今回は当該事業者は事業をやめている上、役員らが詐欺容疑で逮捕されていますので、今から景品表示法を消費者庁が発動するかどうかは判りませんが。

 消費者庁の「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」では、口コミサイトへのやらせ投稿問題に関連して、

「広告主が、(ブログ事業者を通じて)ブロガーに広告主が供給する商品・サービスを宣伝するブログ記事を執筆するように依頼し、依頼を受けたブロガーをして、十分な根拠がないにもかかわらず、「△□、ついにゲットしました~。しみ、そばかすを予防して、ぷるぷるお肌になっちゃいます!気になる方はコチラ」と表示させること」

は、景品表示法上問題となる事例であるとしています。

 → 「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上
    の問題点及び留意事項」(PDF)

 なお、前回も少し触れましたが、韓国でのこのようなブログ記事についての規制は、日本の景品表示法に当たる「表示・広告の公正化に関する法律」と、その不当表示ガイドラインの1つである「推薦・保証等に関する表示・広告審査指針」によることになり、有名人がその商品を使ってみたことがないなどで、一般消費者を欺いたりする場合には、不当な表示・広告に該当するとしています。

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