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2012年8月 8日 (水)

釣りゲームのデザイン著作権控訴審判決(グリーvsDeNA:知財高裁判決)

 立秋を過ぎましたが、政局はバタバタとしており、消費者問題の関連法案もどうなるのやら、というところですが、昨日までの状況は、参議院を既に通過している、特定商取引法改正案消費者教育推進法案消費者基本法改正案は、昨日に衆議院の消費者問題特別委員会審査を終えたようで、後は衆議院本会議での可決のみとなっています(本日の状況は把握していません。)。そして、消費者安全法の改正法案は、衆議院を通過して、現在参議院の消費者問題特別委員会の審査中です(一昨日、委員会開催予定でしたが中止になっていますね)。

  また、今国会に提出されるはずであった集団的消費者被害救済制度の立法については、昨日、消費者庁から「『集団的消費者被害回復に係る訴訟制度案』についての意見募集及び説明会について 」と「『集団的消費者被害回復に係る訴訟制度の骨子』についての意見募集に対する主な意見の概要及び意見に対する消費者庁の考え方について」というのが公表されました。この意見募集(パブコメ)は9月6日までとなっており、今国会中の法案提出はこれで完全に無理になりましたね。

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  さて、速報的になりますが、魚釣りを題材にしたゲームのデザインの著作権侵害が問題となっていたグリーDeNAの裁判の控訴審(知的財産高裁)の判決が本日出たようです。この一審(東京地裁)判決については、当ブログでも触れましたが、原告のグリーが一部勝訴し、被告のDeNAに対してゲームの配信停止等と約2億3400万円の損害賠償の支払が命じられました。  → 「携帯ゲームの「魚の引き寄せ画面」の著作権(グリーvsDeNA著作権侵害事件東京地裁判決)」 (3/14) 

 ところが、本日の知的財産高裁判決では覆り、グリーの逆転敗訴となってしまいました。要するに、著作権侵害が認められなかったということです。

   まだ、判決文が公表されていませんので詳細はわかりませんが、一部報道では、両ゲームの共通部分は抽象的で著作権侵害に当たらないと判断されたとのことです。判決の公表は近日中になされると思いますので、取り上げてみたいと思います。 

 私は知的財産専門弁護士でないわりには著作権に関する裁判や相談などは比較的関与しているほうだと思いますが、実際に二つのデザインを見比べて著作権侵害か否かを判断するのは結構難しいです。東京地裁と知的財産高裁でも全く逆の結論が出されるのですから、当然といえば当然なのですが。

 なお、グリーは、自社のWEBサイトで、上告する方針であることを公表しています。

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