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2012年5月 1日 (火)

「保護者のためのあたらしいインターネットの教科書」(MIAU編)

 昨日は、一般社団法人「インターネットユーザー協会」(MIAU)シンポジウム『どうする?ニッポン二次創作文化と著作権とTPP』が慶応大学で開催されました。ありがたいことにニコニコ生放送でネット生中継がされましたので、私も仕事に出ていた事務所から視聴することができました。
 MIAUの代表理事でもある津田大介氏の司会のもとで、初音ミクやコスプレと二次創作の関係や、現在検討されている違法ダウンロードの刑罰化の問題などが議論され、当初2時間の予定が40分もオーバーしてしまいました。シンポの登壇者には法律家はいなかったものの、会場には福井健策弁護士や小倉秀夫弁護士もおられ、議論に参加されていて、法律実務的な観点からも興味深いものでした。


 さて、ニコニコ動画といえば、動画投稿サイトであり、またニコ生の運営をしているわけですが、その世界をリアルに地上に再現するという謳い文句の「ニコニコ超会議」というイベントが4月28日、29日の両日、幕張メッセで開かれ、来場者9万人以上、ネットでの視聴者役350万人と報じられています。
 → 日経PC記事

 ネット関連メディアは、この模様についてはみな取り上げていますが、従来の新聞、テレビなどのメディアはほとんど無視のようですね。私が見た限りでは、今朝のフジテレビ「とくだね」が取材していたのが注目されました。
 しかし、ニコニコ超会議の動員ぶりを含めて、こういったネットメディアの影響力は無視できるものではないし、もはや、単なる「ニコ厨」といわれるようなオタク的位置づけを越えてきたことは間違いないと思います。


 こういったネットの世界が普遍的になったということの関連で、未成年者や若い人のネットリテラシー教育・啓発が重要になってきています。既に中高生が携帯電話やスマートフォンを普通に持つ時代になりました。タブレット端末を学校で各自利用するのも間近でしょう。
 しかし、子供達に教えるべき親や先生が必ずしもネット問題に詳しくなく、子供任せになったり、過度に規制したり、ということにもなりがちです。そのような保護者らのために、冒頭のMIAUが作った教科書「保護者のためのあたらしいインターネットの教科書」(中央経済社)が発行されました。

 私も早速入手して読んでみました。内容的には、かなり平易に書かれており、子供らでも読めるようになっています。
 しかし、筆者はその道の第一人者が揃っており、ネットの基本、性情報、著作権、メール、匿名掲示板、個人情報、SNS、ネット生放送、ゲームなどについて、子供らのためだけでなく、あまり難しい技術や用語は敬遠したい大人の人のネット問題の基本的な入門書としても充分に活用できるのではと思います。


【追記】(5/2)

 「ニコニコ超会議」。今朝はフジテレビ「めざましテレビ」で軽部アナが取材して結構ちゃんと取り上げてますね。


【追記】(5/7)

 コメントもいただいていますように、その後、新聞等でも結構ちゃんと取り上げられています。そろそろ、旧メディアを追い越す勢いになってきたかもしれません。まだ、いろいろ問題もあるとは思いますが。

 そんな中で、今日は日経もこの関連で、大きく取り上げています(リンクが切れたらすみません)。

 → ニコ動で進展するコンテンツ革命、熱狂の舞台裏

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コメント

野暮なツッコミで恐縮ですが…

朝日新聞(紙新聞)4/29の文化面にニコニコ超会議の記事が掲載されており、概ね好意的な内容の捉え方がされておりましたのでご報告いたします。
↓にも同種の記事がありました。
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201205020155.html

↓の丹治吉順記者が取材を行ったと仰っておりました。
http://twitter.com/#!/tanji_y

ニコニコ動画に関しては朝日新聞は以前から(ネガティブな面も含め)記事を多く取り上げているような気がします。

コメントありがとうございます。
ご指摘の記事は私も読みました。追記も考えたのですが、ご存じのとおり大新聞の記事リンクはすぐに切れるのでなるべきリンクしないことにしています。リンク抜きで紹介する時間的な余裕もなくそのままになっていました。コメントで紹介いただいて助かりました。
丹治さんは、翌日のMIAUのシンポジウムで超会議で眠いなどと言いながら、嬉しそうにミクを語っておられたのが面白かったです。

>大新聞の記事リンクはすぐに切れるのでなるべきリンクしないことにしています。
仰るとおりですね。
大変失礼しました。今後気を付けます。

私も当日ニコ生を見ていましたが、丹治記者の初音ミクに対する「愛情」溢れる語りには驚きました。「P」と呼ばれる方はやはり只者ではない、と。

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