フォト

weathernews

ツイッターでつぶやく

無料ブログはココログ

« 安愚楽牧場に対する景品表示法違反の措置命令(消費者庁) | トップページ | 著作権法違反事件の一斉集中取締り »

2011年12月 1日 (木)

「23年度犯罪白書のあらまし」と「無期懲役刑の仮釈放の実態」(法務省)

 法務省が、平成23年度犯罪白書を公表しましたが、そのあらましがサイトに掲載されています。(目次は下に貼り付けておきます。)
 → 「平成23年版犯罪白書のあらまし」

 このうち、刑法犯に関して、中身を一部見ますと、戦後を通して見た場合、刑法犯の認知件数、検挙件数は共に高い水準にあるものの、傾向としては、認知件数は平成15年から、検挙件数は平成17年から減少が続いています。
 認知件数の罪名別構成比では、窃盗(53.4%)、自動車運転過失致死傷等(30.2%)、器物損壊(6.9%)、横領(遺失物等横領を含む。)(2.5%)、詐欺(1.7%)の順。
 検挙者の年齢は高年齢化が進んでおり、昭和56年には3.3%だった60歳以上の者の構成比が、平成22年には,21.3%にまで上昇しています。

 報道などを見た感じでは、年々、犯罪が凶悪化しているかのようにも思えますが、殺人の認知件数は、平成16年からわずかながら減少傾向にあり、強盗の認知件数も平成16年から減少傾向で、平成22年は10.7%減となっています。

 犯罪者の処遇関連では、最近、死刑存廃論と絡んで話題になる無期懲役受刑者の仮釈放許可人員は、平成22年は7 人。刑の執行期間が20年以内で仮釈放が許可された無期懲役受刑者は、平成15年以降はいません。

 なお、無期懲役刑の仮釈放については、当ブログでも1年前にも書いていますが、
  → 「無期懲役刑の仮釈放の実態(法務省)」(10/11/3)

法務省は、平成22年の状況を反映した更新資料を公表しています。
  → 「無期刑の執行状況及び無期刑受刑者に係る仮釈放の運用状況について」

 これによれば、平成22年に仮釈放になった無期懲役受刑者(7人)の平均受刑在所期間(仮釈放時)は、平成22年では、35年3月となっています。最短期間が27年3月(判断時期間)ですね。


【目 次】
  第1編 犯罪の動向
     1 刑法犯   2 特別法犯   3 各種の犯罪
  第2編 犯罪者の処遇
     1 概要    2 検察     3 裁判
     4 成人矯正  5 更生保護
  第3編 非行少年の処遇
     1 少年の保護手続    2 少年の刑事手続
  第4編 各種犯罪者の動向と処遇
     1 外国人犯罪者  2 暴力団犯罪者  3 薬物犯罪者
     4 高齢犯罪者   5 精神障害のある犯罪者等  6 再犯者
  第5編 犯罪被害者
     1 統計上の犯罪被害者  2 刑事司法における被害者への配慮
  第6編 刑事司法制度の改革
     1 刑事司法制度改革の概要  2 裁判員制度
  第7編 少年・若年犯罪者の実態と再犯防止
     1 少年・若年者による非行・犯罪の現状
     2 非行少年・若年犯罪者の処遇の現状
     3 非行少年・若年犯罪者の再非行・再犯の現状
     4 少年院出院者の犯罪
     5 特別調査から見た少年・若年者の非行・犯罪の促進・抑止要因等
     6 非行少年・若年犯罪者の処遇の充実に向けた考察
  7 まとめ

« 安愚楽牧場に対する景品表示法違反の措置命令(消費者庁) | トップページ | 著作権法違反事件の一斉集中取締り »

法律」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183277/53375340

この記事へのトラックバック一覧です: 「23年度犯罪白書のあらまし」と「無期懲役刑の仮釈放の実態」(法務省):

« 安愚楽牧場に対する景品表示法違反の措置命令(消費者庁) | トップページ | 著作権法違反事件の一斉集中取締り »