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2011年11月27日 (日)

健康食品の痩身効果などについての不当表示(景表法)

 今日は全国的に注目を集めている大阪府知事・市長のW選挙の投票日ですね。

 私は今の住まいは大阪ではありませんので、どちらも投票権はないのですが、大阪を本拠としていることには違いがありませんし、わずかながら大阪に地方税も支払っていますので、無関心ではいられません。結果は今夜わかることになりますが、どうなっているでしょうね。

 さて、11月25日、消費者庁は、痩身効果を標ぼうする商品の販売業者2社に対して景品表示法に基づく措置命令を行いました。消費者庁によれば、消費者庁創設後初めて景品表示法4条2項(不実証広告規制)を適用した事案とのことです。

 → 消費者庁資料(PDF)

 これは、株式会社リアル(東京都品川区)と株式会社ビューティーサイエンス(東京都武蔵野市)が、景品表示法4条1項1号(優良誤認)及び2号(有利誤認))の違反行為を行ったとされたものです。

 優良誤認については、2社がwebサイト上に、一般消費者に販売する「黒痩減粒(こくそうげんりゅう)」と称する食品(サプリメント)と「ピュアスルー」と称する食品(ダイエット茶)の2商品について、これらを摂取することによって容易に著しい痩身効果が得られると認識される下記のような表示により、摂取することにより容易に著しい痩身効果が得られると認識される表示を行っていたものです。

「余分なブヨブヨを燃やして流す!Wのパワー!」
「決して食事制限はしないでください このバイオ菌が 恐ろしいまでにあなたのムダを強力サポート」
「気になる部分を何とかしましょう! Wのパワー!」
など

 これらの表示について、消費者庁は、景品表示法4条2項に基づいて、2社に対し、期間を定めて当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、同社から資料が提出されたが、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を示すものとは認められないものであったため、不当表示とされています。

 有利誤認については、「黒痩減粒」に関し、2社は、「通常販売価格12,000円のところ インターネット特別価格2980円」とwebサイト上に表示して、「インターネット特別価格」と称する実際の販売価格(2,980円)に、「通常販売価格」と称する比較対照価格(12,000円)を併記することにより、通常時よりも安価に購入できると認識される表示をしていましたが、この「通常販売価格」と称する比較対照価格は、2社が実際に販売した実績のない価格であった、というものです。

 今回、2社のこれらの行為に対し、消費者庁は、下記のような措置命令を出しました。

  1. 上記の表示は商品の内容について一般消費者に対し実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、商品の価格について実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認される表示であり、景品表示法に違反するものである旨を、一般消費者へ周知徹底すること。
  2. 再発防止策を講じて、これを役員及び従業員に周知徹底すること。
  3. 今後、同様の表示を行わないこと。

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