フォト

weathernews

ツイッターでつぶやく

無料ブログはココログ

« 新たにWEBサイト作りました。 | トップページ | 情報ネットワーク法学会研究大会参加してきました(北海道大学) »

2011年10月13日 (木)

弁護士費用のお話

 顧問契約の話の反応が予想外に良かったので、引き続き弁護士業務関係のお話です。

 弁護士へのアクセスがしにくい1つの理由に、弁護士の費用(着手金、報酬、法律相談料、など)がわかりにくい、というのが、あります。最近は、webサイトに料金表的なものを掲げている法律事務所もあるようです。私もやったほうがいいのかな、とは思っているのですが、まだできていません。

 弁護士サイドからいえば、受任事件は千差万別で、同じような事件でも、それぞれ事情はいろいろで、どういう手続を取るのかも違うし、かかる手間や時間も違う、ということで、具体的な事情、依頼者の希望などを聞かないで、一律料金は決めにくいという問題があります。また、着手金や報酬の算定の際には、一般的に依頼者が受ける経済的利益というものを基準にするのですが、この経済的利益というものをどう考えるかが結構難しいケースが多いのです。
 しかし、個々の事件を受任する場合には、弁護士は依頼者に費用についてはきちんと説明しなければいけません。ですから、弁護士に相談される場合には、弁護士に対して、費用の点も含めて納得いくまで説明を聞かれればいいと思います。そういった質問をすることで、別に弁護士に失礼だとか、気を悪くされるということはないと思います(そうでない弁護士がいれば、依頼しなければいいと思います。)

 ここでは、一般の方に、どういった事件で、弁護士費用がどの程度になるものかという目安を示した日弁連の資料をご紹介しておきます。

 → 日本弁護士連合会サイト 「弁護士費用について」

 → リーフレット
   「市民のための弁護士報酬ガイド」[2008年アンケート結果版]
(PDF)

 → 市民のための弁護士報酬の目安 [2008年度 アンケート結果版](PDF)

 → 中小企業のための弁護士報酬目安[2009年アンケート結果版](PDF)

 ここには弁護士費用についての説明と、2008年、2009年のアンケート結果をもとにした弁護士報酬の目安の資料が載せられています。私も目を通していますが、概ね私の感覚とも合致するような結果となっていると思います。
 なお、以前には、弁護士会が「報酬基準」というものを作成していたのですが、独占禁止法に抵触するおそれがあるとして、現在は廃止されています。ただ、個々の弁護士がそれを基準にすること自体は問題がありませんので、私も、以前の「報酬基準」を参考にして費用を決定する場合がよくあります。

 なお、企業法務などの場合には、タイムチャージ制を取る場合がありますが、これは、その業務にかかった時間について、1時間当たりいくらと取り決める方式です。アメリカなどはこういった算定も一般的らしいですが、日本で、一般市民の人が弁護士に依頼する場合にはあまり使われていないと思います。私の場合、1つの会社の仕事についてだけが、この方式になっています。

« 新たにWEBサイト作りました。 | トップページ | 情報ネットワーク法学会研究大会参加してきました(北海道大学) »

法律」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183277/52984359

この記事へのトラックバック一覧です: 弁護士費用のお話:

« 新たにWEBサイト作りました。 | トップページ | 情報ネットワーク法学会研究大会参加してきました(北海道大学) »