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2011年9月 9日 (金)

土産物用乾そばの原料についての不当表示(消費者庁)

 昨日は、私の所属している電子商取引研究会(最近は出席ができてませんが)主催のシンポジウム「ネット社会の新たな展開と法的問題について」が大阪弁護士会館で開催されました。津田大介氏(メディアジャーナリスト〈ツイッターで有名な金髪の兄ちゃん〉)、杉本誠司氏(ニコニコ動画のニワンゴ代表取締役)の御両名を講師に迎えるという贅沢なシンポなのですが、何故か私も後半のパネルディスカッションに、仕掛け人で司会役の壇俊光弁護士と共に登壇しておりました。
 ニコニコ生放送(ニコ生)でも生中継しており、2万人を超えるアクセスがあったようです。初めての経験でしたが、結構面白かったです。もっとも最初のほうで、「タダで答えないといけないのか」というつまらない冗談を言ったため、弾幕コメントで「守銭奴弁護士」と名付けられてしまいましたが(苦笑)

 【追記】(9/11)ニコニコニュースの記事になりました。もっともカレログの
         話を中心にしていたわけではありません。
      → ニコニコニュース
       「ウイルス作成罪」「カレログ」―法とネットの専門家たちが議論

 さて、本題のほうは、景品表示法措置命令です。

 本日、消費者庁は、株式会社アイランド食品(香川県綾歌郡綾川町)に対し、干しそばの取引に係る表示について、景品表示法4条1項1号(優良誤認)の不当表示に該当するとして措置命令を行いました。

 → 消費者庁サイト 公表資料(PDF)

 詳しい内容は、この公表資料を見ていただければいいのですが、要は、同社が企画して他業者に製造させて卸していた土産物用のそば(乾麺)の商品表示に「自然芋じねんじょそば」、「新参に自生する山芋・・」、「乾尾瀬自然薯そば」などと記載しながら、実際には、そば粉の割合の表示もなく(実際は12%)、また使用されている自然薯の粉末の量も少ないうえ、山野に自生する自然薯のものではなく、そば粉も外国産のものが使われているというものです。

 つまり、いくつかの点で不当表示が認定されているわけですが、特に私が気になった点は、措置命令にはほとんど記載されていないところです。
 つまり、今回問題となった商品は3つで商品名は、「乾自然薯そば」「乾尾瀬自然薯そば」「乾そば(白川郷合掌そば)」ですが、「乾自然薯そば」は複数の観光業者に、「乾尾瀬自然薯そば」は群馬県の観光業者に、「乾そば(白川郷合掌そば)」は岐阜県の観光業者に卸していたというところです。商品表示には「ふるさとの・・」などと書いてあって、いかにも地元の原材料を使って地元で製造した観光土産物であるように見せて、実は香川県の業者が卸していたというわけですね。実際の製造業者がどこの業者かは公表資料からは明かではありませんが、いずれにしても、地元の商品ではなさそうです。
 土産物って、他のものもこんなものが多いんでしょうね。

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