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2011年7月26日 (火)

紳士服販売業者の「全品半額」広告と「打消し表示」(景表法)

 8月上旬に2回ばかり、広告・表示の関連で話をする仕事があり、配布資料をそろそろ完成させないといけないのですが、本日、消費者庁が大手の紳士服販売業者5社に対して、景品表示法違反(有利誤認)の不当表示があったとして、措置命令を行っています。また、これも資料に組み込まないといけないですね。

 → 消費者庁サイト報道発表資料(PDF)

 この5社は、株式会社AOKI(横浜市都筑区)、青山商事株式会社(広島県福山市)、株式会社コナカ(横浜市戸塚区)、はるやま商事株式会社(岡山市北区)、株式会社フタタ(福岡市中央区)で、いずれも全国のロードサイドなどで良くみかける紳士服販売の会社ですね。

【違反事実の概要】

 5社それぞれでもちろん違うのですが、概略を示しますと、テレビコマーシャルや新聞折り込みチラシに「全品半額」と大きく表示しながら、実際には、半額となるものが、一定の金額以上の商品に限られたり、割引券が必要だったり、一部商品に限られたりなど、「全品」が半額となるものではなかったものです。
 なお、各社とも、コマーシャルやチラシに、条件が限定される旨の表示を入れてはいたようですが、それらは、「全品半額」が強調された表示に鑑みれば、一般消費者に認識されないとされています。
 これは、いわゆる「打消し表示」の問題ですね。これについては、公正取引委員会が、2008年に「見にくい表示に関する実態調査報告書―打消し表示の在り方を中心に―」(PDF)というのを出していますので、興味のある方はご覧ください。なお、この報告書については当ブログでも当時取り上げています。
 → 「「No.1表示」と「見にくい表示」の実態調査(公取委)」(08/6/13)

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