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2011年3月 9日 (水)

「キュレーションの時代」(佐々木俊尚)一気読みしました。

 佐々木俊尚氏の「キュレーションの時代-「つながり」の情報革命が始まる」(ちくま新書)を一気に読み終えました。2月に出版されてすぐに増刷されている話題の本です。

 佐々木さんの本は、これまでも「ネットvs.リアルの衝突」(文春新書)「ウェブ国産力」(アスキー新書)や「2011年新聞・テレビ消滅」(文春新書)などを読んできましたが、いつもインターネット社会の最先端を見事に切り取って呈示してくださいます。今回の「キュレーションの時代」も大変面白くて、朝の通勤電車で読み始め、さきほど読み終えました。

 ひとことで言ってしまえば、マスコミからツイッター、フェイスブック、フォースクエアなどへの時代の変化をテーマにしたものです。「キュレーション」とは何かいな、とまず思いましたが、本の冒頭には、「【curation】無数の情報の海の中から、自分の価値観や世界観に基づいて情報を拾い上げ、そこに新たな意味を与え、そして多くの人と共有すること。」とされています。本文では、アーティストとキュレーターとのそれぞれの役割を美術や音楽での実例でわかりやすく示されており、なるほど「キュレーション」とはそういうものか、と納得できました。
 著者の「2011年新聞・テレビ消滅」の続編のような感じもしましたね。

 私自身、このようなブログを4年前から書きだし、2年前からTwitterを始め、今年になってFacebookも、というところですので、本に書かれている状況はよく理解できます。
 今のSNSは、昔のパソコン通信と極めて似た感覚であると、私には思えるのですが、違うのは、言うまでもなくその拡がりですね。パソコン通信でもいろんな分野をテーマとしてtweetのようなものが交わされていましたけれども、その参加者は、当時はまだまだ少数であったパソコン愛好者(オタク?)という限定された層に限られていました。私もnifty-serveのランニングや山関係のフォーラムやパティオに参加していましたが、そこにいるのは市民ランナーや登山家であり、また、他のフォーラムには別の趣味、目的を持つ参加者がいるわけですが、いずれにせよ、全員が大なり小なりパソコンマニアという共通の土台にいる人たちに限られていました。
 しかし、今は、別にパソコン自体のマニアでなくても広く安価にインターネットを利用することができますので、情報を発信するにせよ、受信のみというにせよ、社会の広い層が参加しているという点が決定的に異なります。
 こういった現在のインターネットにつながった多数かつ多種多様の人達の中にある小さなビオトープ捜しが本の前半に出てきましたが、触発されるところがありました。

 もうひとつ付け加えると、この本を読むと、「ジスモンチ」を聴きたくなり、「ハングオーバー」を観たくなり、「田中眼鏡本舗」に行ってみたくなります。

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