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2010年4月21日 (水)

風呂に入れるだけで、ラドン温泉、ラジウム温泉という商品(国民生活センター)

 理事長決定を記念して、というわけでは全然ありませんが、国民生活センター関連をもう一つ。

 本日、国民生活センターが、「風呂に入れるだけでラドン・ラジウム温泉になるとうたった商品」と題する報告を公表しています。
 → 国民生活センター 公表資料
 → 報告書本文(PDF)

 これは、インターネットの通信販売サイトなどに、家庭の浴槽の湯に鉱石やセラミック製のボール等を浸漬することによってラドン温泉やラジウム温泉になる等とうたって販売されている商品が見受けられ、そういった商品について、品質や安全性についての相談等が寄せられていることから、このような商品の使用によって、風呂水にどの程度のラドンやラジウムが含まれるようになるのか等を調べ、消費者に情報提供することとしたものです。テスト対象銘柄は、鉱石タイプ5銘柄、セラミックボールタイプ3銘柄、それらの混合タイプ2銘柄。

 テスト結果としては、風呂水のラドン濃度は全ての銘柄で温泉法の基準を大きく下回り、風呂水のラジウム濃度は全ての銘柄で検出できないほど低く、温泉法の基準を大きく下回った。外部被ばく線量としては(安全性の問題)、1日1時間・1年間直近で使用した場合でも、全ての銘柄で一般公衆の1年間の線量限度には達しなかった。ということで、よくも悪くも、ラドン、ラジウムの濃度が低い、ということです。

 販売サイトの広告と商品の表示には、「ラドン温泉になる」等の広告が見られ、疾病の治療等の効能効果をうたった広告・表示は、10銘柄中6銘柄にみられた、とのこと。

 国民生活センターはこの結果を踏まえて、業界への要望として、「温泉になる」旨の広告・表示が不適切である上、商品を使用した風呂水のラドン・ラジウムの濃度も温泉法の基準に大きく及ばないものであり、疾病の治療効果をうたった広告・表示も見受けられたため改善を要望しました。

 また、行政への要望として、景品表示法・薬事法上問題となるおそれがあるため、監視・指導の徹底を要望する、としており、消費者庁も本日付で薬事法上の問題につき、この要望を厚生労働省に伝えています。

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