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2010年4月12日 (月)

牛の内臓肉(もつ鍋材料等)の不当表示(景表法・消費者庁)

 先週木曜日に、消費者庁が、もつ鍋の材料の牛の内臓商品の表示について、景品表示法違反として措置命令を出しています。肉の産地偽装の一種で、この種の事案で、これまでにもいくつか景品表示法違反の事件が出ています。
 なお、消費者庁では、本件が公正取引委員会による調査の結果を踏まえて消費者庁が措置命令を行う初めての事案である、としています。景品表示法消費者庁への移管後もいくつか措置命令は出ていますので、ここで「初めての事案」というのは、景品表示法12条2項による消費者庁長官から公正取引委員会への権限委任に基づいて、公取委が調査を行って、その結果措置命令に至った初めての事案、ということだと思われます。

 消費者庁は、4月8日、株式会社山方屋(福岡市博多区)と株式会社益正グループ(福岡市中央区)に対し、もつ鍋の材料等として販売する牛の内臓商品の表示について、景品表示法4条1項1号(優良誤認)に違反するとして措置命令を行いました。
 → 消費者庁サイト 公表資料(PDF)

【 違反事実の概要】

 本件の対象商品(牛の内臓を袋詰めした商品とそのもつ鍋用詰め合わせ商品)につき、山方屋が製造し、商品名等を表示したシールを貼付したものを益正グループに販売している。益正グループは、山方屋から仕入れた本件商品、ウェブサイトを通じて通信販売により一般消費者に販売している。

 その山方屋の「内臓の袋詰め商品の包装袋に貼付したシール」には、「宮崎牛ホルモン」及び「宮崎牛ホルモンmix」との表示があり、益正グループのウェブサイトには、「他では味わえないブランドホルモン、しかも今話題の日本一宮崎牛の牛もつのみを厳選して使用したもつ鍋のこだわりをご紹介」、「日本一宮崎牛ホルモン100%使用」等の表示があった。

 これにより、一般消費者は、牛の内臓に「宮崎牛」との銘柄があり、また、本件2商品には、その正肉が「宮崎牛」と認められる牛から取った内臓のみを用いている、との認識をするものであるが、実際には、「宮崎牛」との銘柄は正肉に付されたものであり、牛の内臓に「宮崎牛」との銘柄は存在せず、また、本件商品に用いていた内臓は、その正肉が宮崎牛と認められない肉質等級が3級以下の牛や黒毛和種以外の品種の牛から取った内臓が混在すると認められるものであった。

【命令の概要】

ア 前記表示は、一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良である
 と示すものである旨を周知すること。
イ 再発防止策を講じて、これを役員及び従業員に周知徹底すること。
ウ 今後、同様の表示を行わないこと。

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