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2008年6月24日 (火)

また、スーパーに対する排除措置命令(公取委)

 昨日(零時を回ったので・・)、公正取引委員会は、株式会社エコス(東京都昭島市)に対し、独占禁止法19条(大規模小売業者による納入業者との取引における特定の不公正な取引方法2項、7項及び8項)に違反するとして排除措置命令を行いました。
 → 公取委報道発表資料(PDF)

 先月には、同じく食品系スーパーのマルキョウの納入業者への行為に対して、排除措置命令がなされましたが、それと同様のものですね。
 → 「スーパーの納入業者への不当行為に対する排除命令(公取委)」
                        (5/23)

(違反行為の概要)
(1) エコスは、自社及び子会社3社(シーズンセレクト、マスダ、やまうち)の店舗の開店及び閉店に際し、食料品及び雑貨の納入業者であって、その取引上の地位が自社に対して劣っているもののうち、和日配、洋日配、一般食品及び菓子の各仕入部門に係るものに対し、納入業者の責めに帰すべき事由がないにもかかわらず、当該店舗の閉店に際して割引販売をすることとした商品及び開店に際して最初に陳列する商品について、割引販売前の販売価格に100分の50を乗じる等の方法により算出した額をその納入価格から値引きさせていた。
(2) エコスは、自社及び子会社3社の店舗の開店及び閉店に際し、納入業者に対し、あらかじめ納入業者と派遣の条件について合意することなく、かつ、派遣のために通常必要な費用を負担することなく、その従業員等が有する技術又は能力を要しない当該店舗における商品の陳列、補充等の作業を行わせるためにその従業員等を派遣させていた。
(3) エコスは、自社及び子会社3社の店舗の開店に際し、和日配及び惣菜の各仕入部門に係る納入業者に対し、事前に算出根拠、目的等について明確に説明することなく、「即引き」と称して、開店に当たって納入させる特定の商品について、その納入価格を通常の納入価格より低い価格とすることにより、当該価格と通常の納入価格との差額に相当する経済上の利益を提供させていた。
(4) エコスは、自社及び子会社3社の店舗の開店に際し、和日配及び洋日配の各仕入部門に係る納入業者に対し、事前に算出根拠、目的等について明確に説明することなく、「協賛金」と称して、金銭を負担させていた。

(排除措置の概要)
(1) エコスは、前記行為を取りやめている旨を確認すること及び今後同様の行為を行わない旨を、取締役会において決議しなければならない。
(2) エコスは、(1)に基づいて採った措置を自社と継続的な取引関係にある食料品又は雑貨の納入業者に通知するとともに、自社の従業員に周知徹底しなければならない。
(3) エコスは、今後、前記行為と同様の行為を行ってはならない。
(4) エコスは、今後、次の事項を行うために必要な措置を講じなければならない。
ア 納入業者との取引に関係する独占禁止法の遵守についての行動指針の作成
イ 納入業者との取引に関係する独占禁止法の遵守についての、役員及び仕入担当者に対する定期的な研修並びに法務担当者による定期的な監査

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