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2008年6月17日 (火)

六甲のおいしい水(2リットル限定)の不当表示(景表法)

 これは、「六甲のおいしい水」という商品名自体が問題になったわけではないので、ご注意を。
 本日、公正取引委員会は、ハウス食品株式会社(大阪府東大阪市)が販売する「六甲のおいしい水」に係る表示について、景品表示法4条1項1号(優良誤認)に違反するとして、排除命令を行いました。
 → 公取委サイト報道発表資料(PDF)

 どうやら、「六甲のおいしい水」の内、容量2 リットルの商品については、採水地が、それまでは神戸市灘区篠原南町(六甲山と神戸港の間です。阪急六甲駅の近く。)であったのが、平成17年1月ころから、神戸市西区井吹台東町(六甲山系の西側)に変更したようです。地質的なことなどは良く知りませんが、この採水地の変更により、六甲山系の花崗岩を通っていないことになり、不当表示ということになったようです。

 なお、ハウス食品のサイトの発表によれば、
 平成19年10月に公正取引委員会から調査・協力要請があり、当社は六甲山地の花崗岩層に接触した雨水が地下水流となり、六甲工場周辺地下にまで流れ込んでいるという専門家の見解もふまえ、その科学的根拠等を資料で示し、優良誤認には該当しないという説明をし、理解を求めてきたが、公取委は合理的根拠を示すものではないとして、今回の排除命令に至った旨を説明しています。
 同社は、指摘を受けたラベル表記は、本年1月18日製造分より削除しており、また、「本件はラベル表記に関する指摘であり、『六甲のおいしい水 2リットル』の安全性には全く問題はございません。」としています。

(違反事実の概要)
ハウス食品は、六甲のおいしい水の内、平成17年1月ころ以降販売している容量2リットルの商品について、取引先販売業者を通じて一般消費者に販売するに当たり、あたかも、当該商品の内容物が、六甲山系の花崗岩の割れ目を通ることにより当該花崗岩のミネラル分が溶け込んだ水であるかのように表示していたが、実際には六甲山系の花崗岩の割れ目を通ることにより当該花崗岩のミネラル分が溶け込んだ水であるとはいえず、かかる表示は,実際のものよりも著しく優良であると一般消費者に示す表示であった。

(排除措置の概要)
ア 前記表示は、一般消費者に対し実際のものよりも著しく優良であると示すものである旨を公示すること。
イ 再発防止策を講じて、これを役員及び従業員に周知徹底すること。
ウ 今後、同様の表示を行わないこと。

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