裁判所からの自動アナウンスの不審電話??
最高裁判所サイトの本日(4/30)の新着情報に「裁判所を騙った不審な電話にご注意ください」というのが出ていました。
その内容は、最近、『東京裁判所』(こういう名前の裁判所はない)と名乗って調停等の次回期日を告げて出頭するように要請する自動アナウンスの電話がかけられているという情報が寄せられている、というものです。
不審な電話の特徴として、
・ 女性の声の自動アナウンス
・ 「東京裁判所」などと名乗り、調停期日の次回期日を告げて
出頭するように要請
・ 再度アナウンスを聞く場合は1番を,問い合わせをする場合は
9番を押すように要請
とのことですね。もちろん、本当の裁判所では、出頭を要請するような自動アナウンスサービスは行われていません。
ただ、この情報だけでは、何の目的の行為なのか、よく分かりませんね。
一週間ほど前に、読売の報道(石川の地方版かな)で、金沢市内で、裁判所を装う不審電話が3件あったことが分かったということで、実在しない「東京裁判所」を名乗り、「出頭しないので連絡しました」というテープが流れた、ということが報じられています。同様の記事は、北国新聞でも出されているようです。ひょっとして、石川近辺限定の事案なのでしょうか。
録音された女性の声で「こちらは東京裁判所です。あなたが出頭しなかったので連絡しました。詳しい内容を聞きたい場合は9番を押してください」というテープが流れたので、9番を押すと女性が電話に出て、「名前を名乗って下さい」と尋ねてきた、ということです。
何らかの意図で、名前などの個人情報(おそらく、住所や電話番号その他の情報)を得て、悪用しようとしているのでしょうね。単なる名簿作りとは思えませんので、気持ち悪いですね。
前にこのブログでも書いたと思いますが、昨年7月には、同じく最高裁判所サイトにおいて、電話で「裁判員に選任された。連絡等の必要があるので、住所、氏名、家族構成、職業などを教えて欲しい。」などと個人情報を聞き出そうとする悪質事例があったことが公表されています。
何でもかんでも疑ってかからなきゃ身が守れないという嫌な時代になってしまいましたですね。
【追記】(5/2)
その後、各社で報じられてますね。どうやら北陸限定ではないようで。
上にも書きましたけど、「東京裁判所」はありません。実在するのは「東京高等裁判所」「東京地方裁判所」「東京簡易裁判所」「東京家庭裁判所」ですので、裁判所から電話があるのなら、「東京裁判所」と言うはずはありません。まして自動アナウンスなので、そんな言い間違いをすることは絶対にないですので、ご注意を。
もっとも、ちゃんと名称を言ったとしても、同じ事ですが。
【追記の追記】(5/12)
本日、最高裁のサイトに「ひきつづき,裁判所を騙った不審な電話にご注意ください」という続きのお知らせが出ました。
それによれば、5月に入ってからも同様の情報が裁判所に多く寄せられているとのことです。
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