フォト

weathernews

ツイッターでつぶやく

無料ブログはココログ

« ただの日記です。。。 | トップページ | 公取委と経産省の協力スキームのようですが »

2008年3月26日 (水)

初めての消費者団体訴訟提起

 消費者契約法に基づく消費者団体訴訟制度は、昨年6月から導入され、現在は、その対象を特定商取引法景品表示法についてまで拡大する法案が国会で審議中となっていますが、昨日(3月25日)ようやく消費者契約法上の消費者団体訴訟第1号京都地裁に提起されたようです。

 これは、京都のNPO「京都消費者契約ネットワーク」(KCCN)が、マンションなど賃貸物件の退去時に生じる原状回復費の一部を賃借人に負担させる「定額補修分担金」条項は消費者契約法10条に違反して無効であるとして、京都市内の不動産会社に当該条項の使用差し止めを求めるものです。

 通常の使用による物件の自然損耗の回復費を借り手に負担させることは、違法であると最高裁も判断しており、KCCNは「一般的に過失による損耗は少なく、分担金は実質的に自然損耗の回復費を敷金に代えて脱法的に負担させるもの。消費者に一方的に不利で消費者契約法に反する」と主張している、とのことです。
 さきほど、訴状案を拝見しましたが、請求の趣旨など、参考になります(現段階で、ここで公開するのは差し控えますが)。

 KCCNは、昨年12月に「適格消費者団体」の認定を受けていて、今年2月末に差止を求める書面を不動産業者に送ったが、業者が回答せずに返送してきたため提訴に踏み切った、とされています。

【追記】(3/29)
 続きを、3/29付「消費者団体訴訟制度の動き:まとめを兼ねて」を書きました。

« ただの日記です。。。 | トップページ | 公取委と経産省の協力スキームのようですが »

法律」カテゴリの記事

裁判」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/183277/40635483

この記事へのトラックバック一覧です: 初めての消費者団体訴訟提起:

« ただの日記です。。。 | トップページ | 公取委と経産省の協力スキームのようですが »