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2008年3月13日 (木)

NTT「DIAL104」の不当表示(景表法)

 本日、公正取引委員会は、東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話(NTT西日本)が提供する「DIAL104」(電話番号案内)を利用した顧客に対して案内した電話番号に接続するサービスに関する表示について、景品表示法4条1項2号(有利誤認)に違反するとして排除命令を行いました。 
 → 公取委サイト報道発表資料

 このサービスは、電話案内後に自動音声案内に従って「1#」のボタンを押すかオペレーターに依頼すれば、電話を切らずにそのまま相手先に接続される、というもの。
 私自身は利用したことがありませんが、昨年からテレビコマーシャルではよく見かけましたね。昨年7月から始まったようですが、公取委が調査をしていることは、先月下旬にマスコミ報道されていました。

違反事実の概要
 上記NTT2社は、DIAL104を一般消費者に提供するに当たり、エヌ・ティ・ティ番号情報株式会社に委託して、テレビコマーシャル,新聞広告,雑誌広告,駅貼りポスター並びに鉄道及びバスの車内広告に、放送又は記載するなどして、実際には、DIAL104の利用には接続手数料が掛かるものであり、更にDIAL104を利用して接続した先との通話が区域内通話の場合には、当該通話の通話料はDIAL104を利用しない場合の通話料よりも割高となるものであるにもかかわらず、その旨を放送若しくは記載しない又は明りょうに放送若しくは記載しないことにより、あたかも、DIAL104の利用には料金が掛からず、かつ、DIAL104を利用しても、利用しない場合と同じ通話料で接続された先との通話ができるかのように示す表示をしていた。 

排除措置の概要
ア  前記表示は、実際のものよりも取引の相手方に著しく有利であると一般消費者に誤認されるものである旨を公示すること。 
イ  再発防止策を講じて、これを役員及び従業員に周知徹底すること。 
ウ  今後、同様の表示を行わないこと。 

【追記】(3/14)
 この件に関して、総務省も3月13日付で、指導、要請を行ったようです。
 → 総務省サイト報道資料
 これは、総務省が、NTT両社に対して、今後作成する広告において、利用者が誤認するおそれのない分かりやすい情報の提供と適正な表示を行うよう、また、平成18年の総務省の要請の趣旨を踏まえ、本サービスの提供に係るオペレータが十分な説明を行うことを徹底するよう指導し、(社)電気通信事業者協会に対しては、広告表示に係る指導の趣旨を会員事業者に周知するよう要請したというものです。

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