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2007年3月29日 (木)

ヤフーBB個人情報漏洩事件第一審判決

 インターネット接続総合サービス「Yahoo!BB」の会員が原告となって、ヤフーBBテクノロジー(旧:ソフトバンクBB)の両社を被告として顧客情報の漏洩について損害賠償を求めた訴訟についての大阪地裁判決(平成18.5.19)の記事が、判例時報(1948号122頁)判例タイムズ(1230号227頁)に出そろったので、ご紹介。

 前に譲渡担保関係の最高裁判決の紹介コメントが、判例時報判例タイムズ両誌とも同一であったことを書きましたが、今回はそれぞれ別のコメントでした。若干、判例タイムズのほうが詳しいですね。しかし、判例タイムズのこの判例紹介のタイトルが、また長い。

「インターネット接続等の総合電気通信サービスの顧客情報として保有管理されていた原告らの氏名・住所等の個人情報が外部に漏えいしたことにつき、同サービスを提供していた被告に、外部からの不正アクセスを防止するための相当な措置を講ずべき注意義務を行った過失があり、それによって原告らのプライバシーの権利が侵害されたとして、原告らの不法行為に基づく損害賠償請求を一部認容した事例」

 原告らは、被告両社に対して、1人につき10万円の支払(連帯債務)を求めていましたが、大阪地裁の判決は、被告BBテクノロジー(旧:ソフトバンクBB)にだけ、1人につき6000円(慰謝料5000円、弁護士費用1000円)の支払を命じました。

 先日、ご紹介したように、これについては原告および被告BBテクノロジーがそれぞれ控訴しており、大阪高裁での審理は先日(3月20日)結審して、控訴審判決が5月31日の予定となっています。(【追記】判決はその後、延期され、6月21日になりました。)

 なお、判例タイムズ(1229号105頁)に、ウイニー(Winny)開発者の刑事事件(著作権法違反幇助事件)の京都地裁判決(平成18年12月13日)が紹介されてます。ゆっくりと読んでみようと思います。

【追記】
 控訴審判決については、
6月21日付「ヤフーBB個人情報漏洩事件控訴審判決(大阪高裁)」
http://stuvwxyz.cocolog-nifty.com/blog/2007/06/post_0d7e.html

などを参照下さい。

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