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2007年3月 6日 (火)

「おふくろさん」問題つづき

 森進一氏と川内康範氏とのトラブルは、どうやら著作権の話を離れて、すっかり正統派のワイドショーネタになってしまったようですね。

 このブログ左下でリンクさせてもらってる壇弁護士のブログでも、この話題を取り上げてます。JASRACとの契約関係はさすがに私なんかより具体的に指摘されてますね。おかげで、JASRACの信託契約約款というのを初めて読むことができました。

 紅白などでの問題の歌唱内容について、同一性保持権侵害があるかどうかについては、壇弁護士の指摘通り、私もあれで侵害になるという見解には疑問を持っています。

 ただ、ワイドショーなどでも混同してるかなと思うのは・・・・・

 あの「おふくろさん」の前に別のメロディと歌詞をひっつけた作品、一応「おふくろさん+α」と命名しておきますが、

(1)この「おふくろさん+α」が、川内氏の著作権(同一性保持権)を侵害するかどうか、という問題と、

(2)川内氏が今後一切「おふくろさん」を含めた自分の作品を歌うことを森氏に禁止できるか、という問題とは

別問題であることです。まぁ、最初に書いた通り、ワイドショーでは、そんな法的にどうたらということは既に超越してしまってるようですけどね。

 (※なお、ここではややこしいので、JASRACの存在は無視します。)

 仮に「おふくろさん+α」が、川内氏の権利を侵害しているのだとすれば、当然ながら、川内氏は森氏が「おふくろさん+α」を歌うことを拒否できるでしょう。著作権侵害行為をやめろということは権利者としてできます。

 しかし、だからといって、本来の「おふくろさん」を歌うことまでやめろと言えるかどうかは法律的には別の問題になります。感情的には大きなつながりがあるでしょうけども。

 かえって、ややこしくなったかな。どっちにしても、深入りすると疲れそうな話題ですね。

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コメント

私はむしろ紅白で二名の作詞家のテロップをつけなかったNHKも、歌詞の捏造していたことの方が大きな問題です。

だれだって紅白バージョンと紹介されたら、作詞者が特別に書き足したものと想いますよ。
ああ、ショックだ。

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